2019/09/03
四種混合ワクチンに含まれる、不活化ポリオウィルスの抗原量が下回ったためメーカーが自主回収するということがありました。
抗原量が下回っていたものの、ポリオウィルスに対する抗体は獲得できているものと考えられ、安全性にも問題はないため、再度接種するという措置はとられておりません。ただ自主回収する前にすでに接種された方がいらっしゃいます。
有効性にご不安をお感じになる方にはメーカーが抗体検査を実施し、費用も負担、抗体が少ない場合には再接種する費用も負担するとのことでございます。
四種混合ワクチンを規定の4回接種した4週間後以降に抗体検査という手順になるようです。
抗体獲得できていると判断されておりますし、赤ちゃんに採血などの痛みを伴う処置をするまでの必要性はないように思われますが、ご不安を感じられる方は4回目の四種混合ワクチン接種の際にご相談ください。
ロット番号 4K23A、4K23B、4K23C、 4K24A.25、4K24B、4K24Cの方が該当いたします。母子手帳に貼ってある四種混合ワクチンのロット番号をご確認ください。
このロット番号以外の方の抗原量には、全く問題はありません。